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危険物乙4の免状の交付・書換え・再交付|試験で問われる申請先と年数

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重要度:◎ よく問われます

法令の基準日:2026年9月22日/最終確認:2026年9月23日

危険物乙4では、免状(めんじょう)の交付・書換え・再交付を、どの都道府県知事に申請するかが問われます。

東京で合格し大阪で働く人なら、書換えは大阪府知事にも出せますが、再交付は交付か書換えをした知事だけです。

申請先 ── 再交付は交付か書換えをした知事

東京で合格し、大阪で働く人の免状の手続き(交付・書換え・再交付の申請先の向き)

交付は試験を行った知事、書換えは交付した知事か居住地・勤務地の知事に申請します。再交付は交付か書換えをした知事で、見つけた古い免状は再交付を受けた知事に出します。

問われる形○×ポイント
合格したら、住所のある県の知事に交付を申請する×交付は試験を行った知事
書換えは、免状を交付した知事にしか申請できない×居住地・勤務地の知事にも申請できる
なくした免状の再交付を、居住地の知事に申請する×書換えの申請先との入れ替え
再交付の後に見つけた免状を、最初に交付した知事に出す×出す先は再交付を受けた知事

3つの手続きと、なくした免状が見つかったときの提出先を1つの表にします。

手続き申請するとき申請先の知事
交付試験に合格した試験を行った知事
書換え氏名・本籍地の都道府県・写真などが変わった交付した知事、居住地か勤務地の知事
再交付なくした・焼けた・汚れた・破れた交付か書換えをした知事
見つけた免状の提出再交付の後に、なくした免状が見つかった再交付を受けた知事に10日以内
  • 危険物取扱者(きけんぶつとりあつかいしゃ)の免状の手続きは、どれも都道府県知事に申請します。市町村長や消防長に申請する形は誤りです。
  • 申請先は、その知事が自分の免状の記録を持っているかで考えると整理できます。合格の記録は、試験を行った都道府県にあります。
  • 書換えは今の免状を添えて出すので、元の記載を確かめられます。そのため、居住地や勤務地の知事でも受け付けます。
  • 再交付は、免状をなくした、焼けた、汚れた、破れたときに作り直す手続きです。手元に免状が無いこともあるので、記録を持つ知事に申請します。
  • 見つけた免状を10日以内に出すのは、同じ人の免状が2枚出回らないようにするためです。

再交付は「申請することができる」手続きで、居住地や勤務地の知事には申請できません。 大阪府知事で書換えをしていれば、再交付も大阪府知事に申請できます。

なお、免状は取った都道府県の中だけでなく、全国で使えます。大阪府で働くために、大阪府の免状を取り直す必要はありません。

書換えが要るとき ── 住所は書いていないので引っ越しでは不要。写真は10年ごと

覚える申請先はこれだけ:交付・書換え・再交付と見つけた免状(免状に書かれている事柄)

書換えが要るのは、氏名・本籍地の都道府県・写真など、免状に書かれた事柄が変わったときです。写真は過去10年以内に撮影したものと決まっているので、古くなる前に書き換えます。

問われる形○×ポイント
引っ越しで住所が変わったので、書換えを申請する×住所は免状に書かれていない
写真は、撮影から10年ごとに書き換える○講習を受ける周期とは別の年数
講習を受けたので、書換えを申請する×書かれた事柄は変わらない

免状に書かれるのは、氏名と生年月日、本籍地の都道府県、交付の年月日と番号、免状の種類、写真などです。免状に住所や勤務先は書かれていないので、引っ越しや転職だけなら書換えは要りません。 保安講習(ほあんこうしゅう)を受けても、免状に書かれた事柄は変わりません。

変わったこと書換え
氏名(結婚などで名字が変わった)要る
本籍地の都道府県要る
写真の撮影から10年を過ぎる要る
住所(引っ越し)・勤務先要らない
同じ都道府県の中での本籍地の変更要らない
保安講習を受けた要らない
  • 書換えとは、免状に書かれた事柄が変わったときに、新しい内容に直してもらう手続きです。
  • 記載事項が変わったら、遅滞なく申請しなければなりません。遅滞なくとは、ぐずぐずせずに速やかに、という意味です。
  • 申請書に添える書類の種類や写真の大きさは、危険物乙4では覚えなくてかまいません。

化学工場では、作業の立会い(たちあい)や保安監督者の選任に使うため、社員が持つ免状の種類を一覧で管理している事業所があります。名字が変わった社員は、書換えを済ませておくと、本人の免状だと示しやすくなります。写真の撮影から10年を過ぎる前に、書換えの時期を本人に知らせる事業所もあります。

関連:なくしたときの実際の手続きは免状をなくしたときの再交付にあります。写真の書換えを忘れたときの扱いは免状の有効期限と写真の書換えにあります。

免状の返納 ── 命じるのは交付した知事。命じられると危険物取扱者でなくなる

だれが何を命じる結果
免状を交付した都道府県知事危険物取扱者に、免状の返納命じられた時点で危険物取扱者でなくなる
市町村長等施設の所有者等に、施設についての命令免状の返納は命じられない

危険物取扱者が消防法などに違反しているとき、免状の返納を命じるのは、その免状を交付した知事です。命じられた人は、その時点で危険物取扱者ではなくなります。

問われる形○×ポイント
違反した取扱者に、市町村長等が返納を命じる×命じるのは交付した知事
返納を命じられても、次の手続きまでは資格が残る×命じられた時点で資格を失う
  • 免状を出したのは都道府県知事なので、取り上げる権限も同じ知事にあります。交付・書換え・再交付と返納命令は、どれも都道府県知事が扱います。
  • 危険物取扱者とは免状の交付を受けている人なので、返納を命じられると、取扱いも立会いもできなくなります。
  • 市町村長等の命令は、施設の所有者等に向けたものです。

返納を命じられた人は、命じられた日から1年を経過するまで、試験に合格しても免状の交付を受けられないことがあります。

関連:返納命令の中身や、命じられた後の流れは、免状の返納命令にまとめています。施設への命令は措置命令・許可の取消し・使用停止で見分けます。

確認問題

問1 結婚で名字が変わった人は、勤め先のある県の知事に免状(めんじょう)の書換えを申請できる。
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答え:○

根拠:免状の書換えは、交付した知事のほか、居住地や勤務地の都道府県知事でも受け付けます。

なぜか:書換えでは今の免状を添えて出すので、元の記載を確かめられます。住まいや勤め先の近くで手続きできるのはそのためです。

狙われる形:書換えの申請先を、免状を交付した知事に限った形で出ます。

問2 本籍地の都道府県は変わらず、住所が変わったときは、免状の書換えをしなくてよい。
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答え:○

根拠:免状の書換えが要るのは、氏名や本籍地の都道府県など、免状の記載事項が変わったときです。

なぜか:免状には住所を書く欄がありません。書かれていないことが変わっても、直す所がないからです。

狙われる形:引っ越しを、書換えが要る理由に入れた形で出ます。

問3 免状の返納を命じることができるのは、製造所等(せいぞうしょとう)がある市町村の長である。
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答え:×

訂正:返納を命じるのは、その免状を交付した都道府県知事。

根拠:免状の交付・書換え・再交付と返納命令は、どれも都道府県知事が扱います。

なぜか:免状を出す側と取り上げる側を、同じ都道府県知事にそろえています。市町村長等の命令は、施設の所有者等に向けたものです。

狙われる形:施設への命令を出す市町村長等と入れかえた形で出ます。

まとめ

免状の手続きはどれも都道府県知事で、交付は試験を行った知事に申請します。書換えは交付した知事か居住地・勤務地の知事、再交付は交付か書換えをした知事です。書換えが要るのは氏名・本籍地の都道府県・写真で、見つけた免状は再交付を受けた知事に10日以内に出します。

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参考文献

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