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エネルギー管理士のエネルギー情勢・政策対策|統計と用語の覚え方

エネルギー管理士のエネルギー情勢・政策・統計を解説する記事のアイキャッチ

エネルギー情勢・政策の問題は、統計の数値を丸暗記するほど苦しくなります。用語の関係を先に理解し、数値は「何年の、何を分母にした値か」とセットで確認すると、更新される資料にも対応できます。

課目Ⅰ全体の配点と学習順はエネルギー総合管理及び法規の勉強法で確認してください。本記事は、問題2で扱われる情勢・政策・概論を、更新が少ない概念と毎年確認する統計に分けます。

10年分の中での位置付け

当サイトは2017〜2026年度の課目Ⅰについて、全解答欄を知識側と計算側に分類しました。課目Ⅰは対象10年とも、問題1が法律・命令50点、問題2が情勢・政策・概論50点、問題3が管理技術100点でした。

問題2の50点は、統計だけで構成されるわけではありません。エネルギーの概念、政策、技術用語、単位なども含まれます。最新値を覚える作業と、概念を説明できるようにする作業を分けることが重要です。

まず三つの言葉を分ける

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言葉学習上の捉え方混同しやすい点
一次エネルギー原油、石炭、天然ガス、再生可能エネルギーなど供給段階のエネルギー電力と同じ段階だと考える
最終エネルギー需要家が利用する電力、燃料、熱など発電ロスを含むかどうか
エネルギー自給率国内の供給構造を示す指標省エネ率や再エネ比率と同じ扱いにする

電力は二次エネルギーです。発電に使う燃料や再生可能エネルギーと、最終的に使う電力を同じ表の数値として比べるときは、統計の定義を確認します。

統計問題は四つの確認をする

統計を使う設問では、数字の大小を比べる前に次を確認します。

  1. 対象年はいつか。
  2. 日本全体か、部門別か。
  3. 一次エネルギーか、最終エネルギーか。
  4. 割合の分母は何か。

年度、暦年、速報値・確報値の違いを省かないことが重要です。テキストの数字と最新の政府資料が異なるとき、どちらかを感覚で修正するのではなく、資料の対象年と定義を比べます。

政策は目的から覚える

エネルギー政策の用語は、目的と手段を対応させると整理できます。安定供給、経済性、環境への適合、安全性などの観点に対して、省エネルギー、非化石エネルギーの利用、電気需要の最適化といった手段が置かれます。

法規の細かい義務や対象は、制度改正で変わる可能性があります。改正省エネ法の学び方で当年度の基準日と公式資料を確認してください。

変更の少ない概念と更新項目を分ける

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分類復習方法
基本概念一次・二次・最終エネルギー、エネルギー保存自分の言葉で説明し、似た語と比較する
政策の枠組み安定供給、経済性、環境適合、安全性目的と施策を対応させる
法制度合理化、非化石転換、電気需要最適化受験年度の法令基準日で確認する
統計自給率、供給構成、部門別消費資料名・対象年・分母と一緒に更新する

統計カードは毎年差し替え、概念カードは誤解が見つかったときに説明を直します。すべてを同じ更新頻度で扱うと、古い数値が残ったり、概念の復習が不足したりします。

統計表を読むときの実践手順

資源エネルギー庁の資料を開いたら、図のタイトル、注記、対象年、速報・確報、単位を確認します。たとえば構成比を読む場合、一次エネルギー供給の構成なのか、発電電力量の構成なのか、最終エネルギー消費の部門別構成なのかを区別します。

  1. 設問で問われている指標名へ線を引く。
  2. 資料の分母と対象範囲を確認する。
  3. 同じ定義の年度間だけを比較する。
  4. 順位・増減・おおよその水準のどれを問うか判断する。

出典の異なる割合を、同じ定義だと確認せず横並びにしないでください。四捨五入や速報値の更新で小数点以下が変わることもあります。

省エネ法の3つの軸と結び付ける

現在の省エネ法を学ぶときは、エネルギー使用の合理化、非化石エネルギーへの転換、電気需要の最適化という軸を区別します。制度の名称だけでなく、どの行動を促す枠組みかを説明してみましょう。

事業者や工場の指定・選任は特定事業者と指定工場、管理標準などの実務的な管理項目は判断基準と管理標準へつなげると、政策と義務の関係が見えやすくなります。

隙間時間用の覚え方

一問一答にするなら、「この言葉はどの段階か」を問う形式が有効です。たとえば「電力は一次・二次・最終のどの説明と結び付くか」と自分で答え、その理由を一文で言います。

数字を覚えるときは、カードの表に数値だけを書かず、裏に資料名・対象年・定義を書きます。数値を答える問題ほど、出典を確認する習慣を残すと改定に強くなります。

独自の確認問題

次の二つは、同じ数字として比較できるでしょうか。

  • ある年度の一次エネルギー国内供給に占める再生可能エネルギーの割合
  • 同じ年度の発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合
答えと理由を開く

そのまま同じ指標として比較できません。一次エネルギー国内供給と発電電力量では対象と分母が異なります。資料名、対象年、分母、単位を確認してから、それぞれの意味を読み取ります。

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参考資料

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