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危険物取扱者甲種に落ちる原因|科目別60%未達からの立て直し方

危険物取扱者甲種の不合格原因と再受験へ向けた立て直し方を解説する記事のアイキャッチ

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困っている人
困っている人

「危険物取扱者甲種に落ちた。何からやり直せばよいのだろう」

「参考書を最初から読み直すべきか、問題演習を増やすべきか分からない」

そんな疑問を解決します。

この記事の内容

不合格原因を3科目へ分ける方法

誤答を4種類へ分類する方法

法令・物化・性質消火ごとの立て直し方

×・△問題を3周する復習方法

28日で再受験へ進む学習モデル

先に結論を言うと、不合格後に参考書を最初から同じ方法で読み直すのはおすすめしません。まず、法令、物理学・化学、性質・消火のどこが60%未満になる状態かを切り分けます。

甲種は法令15問、物理学及び化学10問、性質・消火20問の45問を2時間30分で解き、3科目それぞれ60%以上が必要です。合計点が高くても、1科目が60%未満なら不合格になります。

結果通知だけで詳しい誤答原因が分からない場合は、未使用の45問セットを本番と同じ2時間30分で解いてください。科目別正答率と誤答原因を記録し、弱い科目の×・△問題を中心に学び直します。

本記事では、診断後に28日で立て直すモデルを示します。練習時70%、28日、週ごとの配分は当サイトの目安であり、公式基準や合格保証ではありません。

不合格の原因は総合点ではなく3科目で分ける

甲種の公式な合格基準は、試験科目ごとの成績がそれぞれ60%以上です。

未使用45問を2時間30分で解き、法令・物理化学・性質消火を科目別に判定する診断図
総正解数ではなく3科目を別々に判定します。60%は公式基準、70%は当サイトの練習目標です。(一次資料を参考に当サイト作成)
科目問題数合格に必要な最低正解数
危険物に関する法令15問9問
物理学及び化学10問6問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法20問12問

したがって、最初に確認するのは45問の総正解数ではありません。法令9問、物化6問、性質・消火12問のどこを下回るかを確認します。

結果通知書は保管してください。ただし、結果通知だけで自分の誤答論点や誤読、計算ミスまで特定できるとは限りません。その場合は、未使用問題を使って現在地を測り直します。

まず未使用の45問で現在地を測る

診断には、答えを覚えていない45問セットを使います。過去に何度も解いた問題では、理解ではなく記憶で正解することがあるためです。

  1. 45問を2時間30分で解く
  2. 法令、物化、性質・消火の正答数を別々に出す
  3. 正解したが迷った問題へ△を付ける
  4. 誤答を「知識」「比較・読み違い」「計算手順」「時間・見直し」に分ける
  5. 次回の学習時間を弱い科目と原因へ配分する
診断結果次の行動
60%未満最優先で基礎へ戻り、対応問題を解く
60〜69%本番で崩れやすい不安定科目として×・△を補強する
70%以上維持対象。週1回の確認を続ける

70%は公式基準ではありません。本番の出題や緊張による変動を見込み、当サイトが練習時の目安として置く数字です。

正解数だけでなく、迷った問題も残します。偶然正解した問題を○として外すと、次の45問で同じ論点を落とします。

誤答原因を4種類へ分ける

不合格原因を科目だけでなく、次の四つへ分けます。

原因見分け方戻る場所
知識不足用語、数字、物質の性質を思い出せないテキストの該当箇所と直後問題
比較・読み違い主体、条件、例外、正誤の指示を取り違える選択肢を並べた比較表
計算手順式を選べない、単位換算や代入で崩れる解法手順と類題
時間・見直し保留が多い、最後まで届かない、見直しで直し過ぎる解く順序と見直しルール

誤答ノートには問題文を丸写しせず、「なぜ誤ったか」と「次に確認する一文」を残します。同じ科目でも原因が違えば、直し方も変わるためです。

知識不足なのに模試だけを増やしても、同じ論点で止まります。時間不足なのにテキストを読み直すだけでは、解答順序は改善しません。

法令が60%未満だった場合

法令は、数字だけでなく、誰が、何を、どの条件で、いつ行うかを問われます。

最初に誤答を次の四列へ分けます。

  • 主体:市町村長等、所有者等、危険物保安監督者など
  • 対象:製造所等、危険物、予防規程、免状など
  • 条件:指定数量、倍数、施設区分、期間など
  • 行為:許可、届出、承認、検査、選任など

数字だけを単独で覚えず、対象と条件をセットにしてください。似た選択肢を横に並べ、どの一語が変わると誤りになるかを説明します。

法令15問の診断が8問以下なら、模試を続ける前に基本問題へ戻ります。9〜10問なら、誤読と細かな条件を補い、練習で11問以上を安定させます。

詳しい学習順は、危険物取扱者甲種の法令の勉強法で確認してください。

物理学・化学が60%未満だった場合

物化は10問なので、1問の影響が大きい科目です。5問以下なら基礎へ戻り、6問だけ取れる状態なら、あと1〜2問を安定させる論点を探します。

計算問題は、答えだけでなく次の順序を残します。

  1. 何を求めるか
  2. 与えられた値と単位
  3. 使う式
  4. 単位換算
  5. 代入と計算
  6. 答えの大きさと単位の確認

公式を見れば解ける状態ではなく、問題文から使う式を選べる状態を目標にします。

知識問題は、燃焼、消火、静電気、気体、熱、酸・塩基、酸化還元、有機化学などへ分けます。得意分野だけを繰り返さず、10問の中で落とす分野を特定してください。

優先順位は、危険物取扱者甲種の物理学・化学の勉強法で整理できます。計算だけが弱い場合は、頻出計算問題の解法パターンへ進みます。

性質・消火が60%未満だった場合

性質・消火は20問あり、第1〜6類を横断します。物質名を一つずつ覚えるだけでは、類の原則、代表物質、例外、貯蔵、消火の関係が崩れやすくなります。

誤答を次の五列へ分けます。

  • 類の一般的性状
  • 代表物質と品名
  • 物質ごとの例外
  • 貯蔵・取扱いと火災予防
  • 適応する消火方法

最初に類の原則を比較し、その後に物質ごとの例外を追加します。第4類の水溶性・非水溶性、第3類の禁水性、第5類の自己反応性など、消火方法を性状と切り離さないでください。

診断が11問以下なら、第1〜6類の横断表へ戻ります。12〜13問なら、間違えた類の代表物質と例外を補い、練習で14問以上を安定させます。

全体像は、危険物取扱者甲種の第1〜6類の性質・消火で確認してください。

×・△・○を付けて最低3周する

一次資料では、問題を最低3回繰り返し、理解状態を×・△・○で分ける方法が示されています。また、覚える、問題を解く、正解と解説を確認する、覚え直す、という反復が勧められています。

問題を理解状態ごとに×・△・○へ分け、解説確認と覚え直しを挟みながら3周する復習フロー
×・△・根拠が曖昧な○を優先し、正解番号ではなく正誤理由を説明できる状態を完了とします。(一次資料を参考に当サイト作成)
記号状態次の行動
×理解できずに誤答したテキストへ戻り、同じ論点の基本問題から解く
一部理解したが誤答、または迷って正解した正誤理由を説明し、類題を解く
正解したが、根拠がまだ曖昧数日後に再確認する
記号なし正解理由と誤りの理由を説明できる周回対象から外し、週次確認だけにする

1周目は全範囲の代表問題を解き、記号を付けます。2周目は×・△を優先し、3周目は残った×・△と根拠が曖昧な○を解きます。

周回の完了条件は、正解番号を覚えたことではなく、正解理由と誤りの理由を説明できることです。

復習ノートの具体例は、危険物取扱者甲種の問題演習と復習ノートで確認してください。

28日で立て直す4週間モデル

次の試験まで4週間以上ある場合は、28日を四つへ分けます。

主な作業到達目標
1週目未使用45問で診断し、最弱科目の基本へ戻る60%未満の科目と誤答原因を特定する
2週目最弱科目の×・△を再学習し、他2科目を維持する基本問題で正誤理由を説明する
3週目×・△の2〜3周目、科目横断の再演習3科目を60%以上へそろえる
4週目45問形式を2〜3回、弱点だけ再確認する練習で3科目それぞれ70%以上を複数回取る

1日の学習を、弱点科目だけにしないことも重要です。目安として、学習時間の60%を最弱科目、25%を次に弱い科目、15%を維持科目へ配分します。この比率も当サイトの計画例です。

45問形式を解いた翌日は、新しい模試へ進まず、誤答の戻り先を確認します。模試の回数より、同じ原因の誤答を減らすことを優先してください。

再受験申請で残しておくもの

試験結果通知書と受験票は捨てずに保管します。

消防試験研究センターのFAQでは、不合格後に甲種を再受験する場合、過去の受験票または試験結果通知書のうち、資格判定コード欄に番号が印字されたものを、甲種の受験資格証明に代えられると案内しています。コピーで提出できる場合もあります。

再受験前に、受験票・試験結果通知書・資格判定コードを確認してください。それ以外の申請書類や最新の日程は、受験地の支部と最新の受験案内で確認します。

正式な合否は試験結果通知書等で行われ、通知書は地域差があるものの、発表から2〜3日後に届くようにしていると公式FAQで案内されています。

同じ不合格を繰り返しやすい進め方

参考書を最初から読むだけ

すでに説明できる範囲まで同じ濃さで読み直すと、弱点へ使う時間が減ります。診断後は、×・△の該当箇所へ戻ります。

得意科目で合計点を稼ごうとする

甲種は3科目それぞれ60%以上が必要です。得意科目の追加点より、60%未満の科目を最低線へ戻す方を優先します。

誤答ノートへ問題文を丸写しする

書くことが目的になり、原因と次の行動が残りません。「誤った理由」「正しい判断軸」「戻るページ」を短く書きます。

同じ問題集の答えを覚える

正解番号を覚えた問題だけでは現在地を測れません。類題または未使用45問で、正誤理由を説明できるか確認します。

模試を解きっぱなしにする

模試後に科目別正答率と誤答原因を残さなければ、次回も同じ配分で学習します。解答時間と見直しの結果も記録してください。

試験日を延ばした方がよい人

次のいずれかに当てはまる場合は、4週間モデルへ無理に詰め込みません。

  • 未使用45問で2科目以上が60%未満
  • 物化の基本計算を、式を見ずに始められない
  • 第1〜6類の一般的性状を区別できない
  • 法令の主体、対象、条件、行為をほとんど分けられない
  • 週に必要な学習時間を確保できない

この場合は、60日・90日学習計画へ戻り、弱点科目の1周目から組み直します。試験日を延ばす判断は、失敗ではなく、3科目をそろえるための計画変更です。

次に読む記事

不合格原因を記録する前に、危険物取扱者甲種の模擬試験の使い方で、45問の時間配分と見直し手順を確認してください。

暗記論点の整理が崩れている人は、危険物取扱者甲種の暗記表の作り方を使います。

試験直前の確認は、危険物取扱者甲種の1週間前・前日・当日へ進んでください。

記事群全体の順序は、危険物取扱者甲種の完全攻略ロードマップにまとめています。

まとめ

危険物取扱者甲種の不合格原因と立て直し方をまとめます。

  • 不合格原因は総合点ではなく、3科目へ分ける
  • 未使用45問を2時間30分で解き、法令・物化・性質消火を別々に判定する
  • 誤答を知識不足、比較・読み違い、計算手順、時間・見直しへ分ける
  • ×・△・○を付け、解説確認と覚え直しを挟んで最低3周する
  • 法令は主体・対象・条件・行為、物化は式と単位、性質消火は類の原則と例外へ戻る
  • 28日モデルは、診断、弱点の再学習、×・△の再演習、45問形式へ進む
  • 練習時70%と28日は当サイトの目安で、公式基準は3科目それぞれ60%以上
  • 受験票と試験結果通知書、資格判定コードを保管する

まず、未使用の45問を本番と同じ条件で解き、3科目の正答数と誤答原因を記録してください。次に読むページを決める前に、戻るべき科目と原因を決めることが立て直しの出発点です。

参考文献