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最終確認:2026年9月23日
試験結果通知書(しけんけっかつうちしょ)が届き、「不合格」の文字を見て、何から手を付ければよいか分からなくなっていませんか。その通知書には、次に読むべき所を決める手がかりが載っています。この記事では、通知書の見方から次の試験日の決め方までを順に確かめます。
この記事でわかること
- 通知書の3つの正答率から、読み直す科目と記事を決める方法
- 6割まであと何問だったかの数え方と、よくある思い込み
- 次の試験はいつ・どこで受けられるかと、申し込みの締め切り
通知書の3つの正答率のうち、6割に届かなかった科目の地図の記事から読み直します。
次の試験日と締め切りを先に確かめ、そこから逆算して読み直す順番を決めます。
試験結果通知書の3つの正答率を6割の線と比べる
危険物乙4の合格には、法令、物理・化学、性質・消火(しょうか)の3科目それぞれで6割以上の正解が要ります。通知書には合否と、科目ごとの正答率が載っています。まず3つの数字を、6割の線と1つずつ比べてください。

6割に届かなかった科目を、次の表の左の列で探します。「まず読み直す所」には、燃焼(ねんしょう)や静電気(せいでんき)、指定数量(していすうりょう)、第4類(だいよんるい)のような、科目の土台になる言葉が並びます。当てはまる行の記事から読み直してください。
| 6割に届かなかった科目 | まず読み直す所 | 読む記事 |
|---|---|---|
| 法令 | 指定数量と倍数、手を付けていないかたまり | 法令の地図 |
| 物理・化学 | 燃焼・事故・消火・静電気の最初の4章 | 物理・化学の地図 |
| 物理・化学(計算が気になる) | 計算を後回しにしてよいかの線引き | 計算問題は捨てていい? |
| 性質・消火 | 第4類の品名と共通の性質 | 性質・消火の地図 |
| 2科目以上 | 燃焼の核から、1本道の順番で一周 | 勉強法ロードマップ |
1科目でも6割に届かなければ不合格なので、届かなかった科目がいちばん先です。 2科目以上が届かなかったときは、科目ごとに分けず、燃焼の核から順に進むほうが言葉のつながりを取り戻せます。
6割まであと何問だったかを、正答率から数える
正答率は、問題数に直すと手の打ち方が見えてきます。科目ごとの問題数と、合格に必要な正答数は次のとおりです。
- 法令:15問のうち9問以上。1問が約7%ぶんです。
- 物理・化学:10問のうち6問以上。1問が10%ぶんです。
- 性質・消火:10問のうち6問以上。1問が10%ぶんです。
たとえば物理・化学が50%なら、正解は5問で、あと1問でした。法令が約53%なら正解は8問で、こちらもあと1問です。
あと1〜2問だった科目は、読んだ範囲の中で取りこぼしがあったと考えて、各記事の確認問題で見直します。半分に届かなかった科目は、1問ずつの見直しより先に、読んでいない章が残っていないかを地図の記事で確かめます。足りなかった問題数で、見直しから始めるか、章の一周から始めるかを分けます。
再受験のよくある思い込み:6割を超えた科目は次は受けなくていい
科目の一部が免除になるのは、乙種(おつしゅ)の免状(めんじょう)をすでに持つ人などに限られます。はじめて乙4を受けて届かなかった人は、次の試験でも35問すべてを解きます。6割を超えた科目も、次の試験でもう一度6割を取る必要があります。
ほかにも、再受験の前によく出てくる勘違いがあります。
- 問題集を替えれば受かる:新しい本を1ページ目から始めると、届いていた科目の復習が止まります。手元の1冊の、まちがえた所から読み直すほうが近道です。
- 全部を最初からやり直す:届いた科目は、確認問題を解いて6割を保てているかを見るだけで足ります。時間は、届かなかった科目に回します。
- 届かなかった科目だけやればいい:試験の前には、届いた科目も通して解き直しておきます。前回届いた科目が、次も届くとは限らないからです。
落ちたことは、読み直す場所が分かったということでもあります。通知書の数字は、次の試験に向けた地図の現在地として使ってください。
次はいつ・どこで受けられるか:日程・締め切り・受験地
次の試験日は、試験日程の一覧で都道府県ごとに探せます。試験の回数は都道府県によって大きく違い、東京は年40回前後、多くの県は年に数回から10回程度です(2026年9月時点)。
- 受験地:住んでいる都道府県以外でも受けられます。地元の日程が合わなければ、近くの都道府県の日程も探せます。
- 締め切り:申し込みは、試験日のおよそ1〜2か月前までです(2026年9月時点)。
- 申し込み方:電子申請では、「再受験」として申し込めます。前回の受験票か試験結果通知書に印字された、資格判定コード(しかくはんていコード)を使います。
- 費用:申し込むたびに試験手数料がかかり、電子申請では払込手数料も別にかかります。金額は危険物乙4の試験のしくみにまとめています。
- 合格したとき:免状の交付は、住所ではなく受験した都道府県の知事に申請します。
通知書が届いたら、読み直しを始める前に、次の試験日と締め切りを確かめて申し込みます。 締め切りが試験の1〜2か月前にあるので、試験日を先に押さえないと、読み直しの期間を決められません。
次の試験日から逆算して、読み直す順番を決める
試験日が決まったら、残りの日数で読み直す順番を組み立てます。順番は、どの科目が届かなかったかにかかわらず同じです。
- 最初:6割に届かなかった科目の地図の記事を読み、章の順に読み直します。
- 途中:届いた科目は、週に1回ほど確認問題を解いて、6割を保てているかを見ます。
- 最後:3科目を本番と同じ35問の形で通して解き、どの科目も6割に届くかを確かめます。
残りの日数ごとの配分は、勉強法ロードマップの「残り30日・14日・7日」の表を使えます。残りの日数が短くても順番は変えず、届かなかった科目にかける日数を多めに取ります。
まとめ
試験結果通知書の3つの正答率を6割の線と比べ、届かなかった科目の地図の記事から読み直します。次の試験でも35問すべてを解くので、届いた科目も確認問題で保ちながら進めます。次の試験日と締め切りを先に確かめ、住んでいる都道府県以外の日程も候補に入れて申し込みます。
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- もっと詳しく(甲種レベル):文系・化学が苦手でも物化を立て直す5段階の学習ルート
参考文献
- 『乙種4類 危険物取扱者試験 令和8年版』公論出版、受験の手引き(最新版は令和9年前期版)最新版をAmazonで見る
- 『試験科目及び問題数』一般財団法人 消防試験研究センター
- 『試験の方法』一般財団法人 消防試験研究センター
- 『受験案内』一般財団法人 消防試験研究センター
- 『受験申請』一般財団法人 消防試験研究センター
- 『試験日程の一覧(危険物取扱者試験)』一般財団法人 消防試験研究センター
- 『電子申請に関するQ&A』一般財団法人 消防試験研究センター
- 『インターネットからの受験申込案内(電子申請)』一般財団法人 消防試験研究センター
- 『免状の交付申請』一般財団法人 消防試験研究センター
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