流体力学の勉強をしたいからおすすめの参考書を教えて!
こんな希望にお答えします。
当記事では、初学者におすすめの流体力学の参考書をランキング形式で7冊ご紹介します。
この記事を読めば、あなたに適した流体力学の参考書が見つかります。
大学で流体力学を学び、仕事でも流体を扱う設計をしてきました。
その経験をもとに分かりやすく解説します。
☑ 化学メーカー生産技術職
☑ 工学修士(専攻:化学工学)
初学者におすすめの流体力学の参考書7選!
初学者におすすめの流体力学の参考書をランキング形式で7冊ご紹介します。
流体力学は式の展開などで挫折することが多いと思いますので、挫折しないように例題や図解が多く、解説が丁寧な参考書を選びました。
第1位 流体力学 (JSMEテキストシリーズ)
定番のJSMEテキストシリーズで、流体力学の基礎を網羅できる一冊。
図解も多く、初学者でも理解しやすいように工夫されています。
同シリーズの「演習 流体力学」と内容がリンクしており、併用することで手を動かしながら流体力学の基礎を着けることができます。
私も大学生の時から愛用しており、就職してからも役立っています。
出版社 | 日本機械学会 (2005/4/1) |
ページ | 206ページ |
価格 | 2,075円 |
レベル | 初学者~中級者 |
第2位 演習流体力学 (JSMEテキストシリーズ)
流体力学 (JSMEテキストシリーズ) の例題と練習問題を充実させた問題集。
基本的な問題からやや複雑な問題まで、各章の理解度を確認することができる内容となっています。
また、演習の前後には要点が解説されており、良い復習になります。
流体力学 (JSMEテキストシリーズ)と併用することで効果を最大限に発揮するテキストです。
出版社 | 日本機械学会 (2012/5/1) |
ページ | 159ページ |
価格 | 1,885円 |
レベル | 初学者~中級者 |
第3位 流体力学―シンプルにすれば「流れ」がわかる (専門基礎ライブラリー)
流体力学の標準的な内容を読みやすい文章と丁寧な図で解説している一冊。
実教出版のホームページ上に演習問題の詳細かつ丁寧な回答が掲載されているので安心です。
独学かつ短期間で流体力学をマスターしたい方におすすめの参考書です。
出版社 | 実教出版 (2009/3/1) |
ページ | 264ページ |
価格 | 2,343円 |
レベル | 初学者~中級者 |
第4位 演習で学ぶ「流体の力学」入門第2版
演習問題で手を動かしながら流体力学の基礎を学べる一冊。
高校数学レベルの途中式まで省略せず記述、流れをイメージしやすい図解など挫折させない工夫満載の初学者にピッタリな参考書です。
515ページと分厚いのが、丁寧に解説されている証拠です。
出版社 | 秀和システム; 第2版 (2018/7/19) |
ページ | 515ページ |
価格 | 3,960円 |
レベル | 初学者~中級者 |
第5位 流体力学 (物理テキストシリーズ 9)
理論流体力学の権威である今井功先生の著書。
流体力学の基礎が美しくコンパクトにまとめられています。
余計な解説はしていないので、大学レベルの数学が身についていないと挫折するかもしれません。
研究室や職場で困ったときに調べるといった用途に合っていると感じます。
出版社 | 岩波書店; 〔新装版〕 (1993/9/8) |
ページ | 254ページ |
価格 | 2,420円 |
レベル | 中級者~上級者 |
第6位 流体力学 (前編) (物理学選書 (14))
こちらも、今井功先生の著書。
428ページに渡り、流体力学を完全網羅しています。
比較的古い書籍ですが、kindle版があるのがうれしいところです。
電子書籍で勉強したいという方におすすめです。
出版社 | 裳華房 (1973/11/25) |
ページ | 428ページ |
価格 | kindle版:6,732円 単行本:7,480円 |
レベル | 中級者~上級者 |
第7位 流体力学
流体力学の奥深さ、面白さがわかる濃い一冊。
初学者が学ぶには例題が少ないため、他の問題集と併用すると良いと思います。
初学者よりは、一度流体力学を学んだ方がさらに知識を深めるために読むことをおすすめします。
出版社 | 朝倉書店 (1992/12/1) |
ページ | 469ページ |
価格 | 8,690円 |
レベル | 中級者~上級者 |
まとめ
初学者におすすめの流体力学の参考書をランキング形式でご紹介しました。
自分に適した参考書は見つかりましたか?
参考書で流体力学を体系的に学び、知識と技術力を1ランクアップしましょう。
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