真空技術の勉強をしたいからおすすめの参考書を教えて!
こんな希望にお答えします。
当記事では、初学者におすすめの真空技術の参考書をランキング形式で5冊ご紹介します。
この記事を読めば、あなたに適した真空技術の参考書が見つかります。
仕事で真空プロセスの設計をしてきました。
その経験をもとに分かりやすく解説します。
☑ 化学メーカー生産技術職
☑ 工学修士(専攻:化学工学)
初学者におすすめの真空技術の参考書5選!
初学者におすすめの真空技術の参考書をランキング形式で5冊ご紹介します。
技術者には実務レベルまでカバーしているランキング上位の本がおすすめです。
第1位 わかりやすい真空技術
日本真空協会が主催する「真空技術基礎講習会」の講師陣が執筆している定番な一冊。
専門用語の解説はもちろん、排気計算、主ポンプ·補助ポンプの選定、真空計測やリークテスト法、保守管理まで真空技術の基礎から実務レベルまでを網羅しています。
迷った方は本書を買っておけば間違いありません!
出版社 | 日刊工業新聞社; 第3版 (2010/5/31) |
ページ | 270ページ |
価格 | 3,300円 |
レベル | 初学者~上級者 |
第2位 真空技術 (物理工学実験)
大学の教科書として定番な一冊。
第1章の「真空の性質」では難易度の高い理論·数式が展開されており難しく感じます。
一方、第2章以降は真空の「技術」について記述されており初学者にも分かりやすい内容となっています。
真空ポンプの種類や排気速度はもちろん、真空部品や漏れ探しまで詳しく解説されており、この一冊で基礎から実務レベルまで網羅できます。
出版社 | 東京大学出版会; 第3版 (1994/9/1) |
ページ | 246ページ |
価格 | 3,080円 |
レベル | 初学者~上級者 |
第3位 絵とき「真空技術」基礎のきそ-これだけは知っておきたい必携知識
「平均自由工程」「コンダクタンス」など専門用語が丁寧に解説されている入門書。
式の導出や展開·変形が最も詳細に記述されているのがポイントです。
もちろん、真空ポンプの種類や選び方についても紹介されています。
数学、化学、物理など苦手な方におすすめの一冊です。
出版社 | 日刊工業新聞社 (2016/4/26) |
ページ | 208ページ |
価格 | 2,530円 |
レベル | 初学者~中級者 |
第4位 トコトンやさしい真空技術の本 (今日からモノ知りシリーズ)
真空技術を図解で分かりやすく解説した一冊。
真空がどのような状態か、真空技術がどのような分野で役立っているのかなどを短時間で勉強することができます。
実務ではなく、真空技術の知識を得たい方におすすめです。
出版社 | 日刊工業新聞社 (2019/9/21) |
ページ | 160ページ |
価格 | 1,650円 |
レベル | 初学者~中級者 |
第5位 よくわかる真空技術 (入門ビジュアル・テクノロジー)
技術者でない方にも分かりやすく丁寧に真空技術を解説した一冊。
いきなり専門書を理解する自身がないという方は、本書をファーストステップとして手に取ると良いと思います。専門書をスムーズに理解する手助けになります。
実務ではなく、読み物として真空技術の全容を知りたい方におすすめです。
出版社 | 日本実業出版社 (2007/8/28) |
ページ | 173ページ |
価格 | 1,540円 |
レベル | 初学者~中級者 |
まとめ
初学者におすすめの真空技術の参考書をランキング形式でご紹介しました。
自分に適した参考書は見つかりましたか?
参考書で真空技術を体系的に学び、知識と技術力を1ランクアップしましょう。